関西みらい銀行の相続手続き 合併前の通帳から受付先を調べる

取引記録を保管するファイルと資料

関西みらい銀行の相続で、近畿大阪銀行や関西アーバン銀行の古い通帳が出てきたら、旧名のまま口座情報を控え、現在の取引店を確認します。似た支店名や古い店番号を、自分で現在の番号へ置き換えないことが要点です。

銀行の合併と、その後の店舗統合やシステム移行は別の出来事です。古い資料から現行口座へどう対応したかを一件ずつ残し、見つかったすべての口座について処理結果を照合しましょう。

この記事でわかること
  • 旧銀行名と支店と口座番号は書き換えずに残す
  • 現在の取引店と相続受付を銀行へ確認する
  • 旧資料ごとに照会結果と払戻しを対応させる
目次

旧銀行名と支店名を通帳のまま書き出す

提出書類を照合するための紙資料と筆記具

近畿大阪銀行と関西アーバン銀行は2019年4月1日に合併し、関西みらい銀行となりました。同行は同年10月15日のシステム統合についても案内しており、合併前後の資料が混在することがあります。

古い通帳を見つけた段階では、銀行名、支店名、店番号、口座番号、口座種別、名義、資料にある住所を、そのまま記録します。現在の名称に書き直す欄は別にし、元の情報を残してください。

合併と店舗移転を別に調べる

見つかった資料の例元資料から転記するもの銀行に確認すること
旧近畿大阪銀行の通帳旧支店名・店番号・口座番号現在の支店と口座への対応
旧関西アーバン銀行の定期証書証書番号・旧支店・商品名継続中か解約済みか、現行の照会先
合併後の取引通知関西みらい銀行の店名・番号古い資料と同一取引か別取引か

これは資料を整理するための例であり、特定の支店や口座が現在も存在するという意味ではありません。同じ番号が見えても、銀行の確認前に同一口座として二つの資料を一つにまとめないようにします。

現在の取引店を確認して関西みらいの受付を選ぶ

贈与の合意を記録する契約書類

現在の窓口が不明なら、関西みらい銀行へ旧銀行名と旧支店名を伝えて、取引店の確認方法を尋ねます。店舗名の似ている別の支店へ向かう前に、郵送・電話等で照会できる範囲を確認すると負担を減らせます。

りそなグループ共通の相続案内から申し込む場合は、関西みらい銀行を選択します。りそな銀行や埼玉りそな銀行にも故人の取引がある場合、それらは別の契約先として受付と提出先を追います。

通帳紛失や長期未利用も担当へ伝える

死亡を連絡するときは、旧口座の資料に加えて、故人の生年月日、亡くなった日、旧住所、連絡する相続人の続柄と連絡先を準備します。口座が不明な項目は不明と伝え、類似する番号を推測して補わないでください。

銀行から現在の取引情報が確認できたら、旧情報の隣へ回答日と現行支店を追記します。元の通帳を処分せず、どの資料を根拠に照会したかを残しておきます。

旧住所と現在の相続人資料を対応させる

家族関係を整理する戸籍と図の資料

銀行へ登録された故人の住所が、死亡時の住所と異なる場合があります。特に、旧住所の通帳と現在の相続資料しかない場合は、同じ人だと確認するために何が必要かを銀行へ尋ねます。

旧住所がある資料を、相続人の本人確認資料として使うことはできません。「故人の登録情報をたどる資料」と「現在手続きする人を確認する資料」を別に置き、戸籍等の相続関係資料とつなげます。

故人の登録情報と相続人の本人資料を分ける

確認するつながり用意して相談する資料
旧銀行の口座から現在の口座へ旧通帳・証書・合併後の通知
登録されていた人から故人へ氏名・生年月日・旧住所の手がかり
故人から現在の相続人へ戸籍又は法定相続情報一覧図など
相続人から手続きの代表者へ銀行の依頼書や必要な委任・同意資料

遺言や協議書に旧銀行名が記されている場合も、自己判断で本文を書き換えず、口座を特定できるかを銀行へ確認します。訂正や追加資料が必要かどうかを確認してから、案内された書類を用意してください。

すべての旧口座と商品が処理されたか確かめる

支払内容を確かめる領収書と計算道具

必要書類と依頼書は、現在の関西みらい銀行から受けた個別案内に沿って提出します。共通の戸籍束が使える場合でも、銀行名や口座の記載が違う別行の用紙を流用しないようにします。

貸金庫や投資信託、現金での受取りなど、取引店への来店が必要な内容は予約前に確認します。旧定期証書だけが見つかった場合でも、他の預金や商品が同時に確認できているかを尋ねておくと、調査と解約の範囲を合わせられます。

旧通帳に加えて相続方法に合う証明書を準備する

旧通帳は口座をたどる手掛かりですが、財産を受け取る権限を示す書類とは別です。グループ共通案内では、遺言も協議書もない場合、故人と相続人の戸籍や、相続人全員の発行後6か月以内の印鑑登録証明書などを案内しています。法定相続情報一覧図による代替や戸籍の省略に当てはまるかも確認します。

協議書がある場合は相続人全員の署名・実印の押印がある協議書を、遺言書がある場合は執行者の有無に応じた書類を確認します。旧銀行名で書かれた資料も銀行に見てもらい、相続手続依頼書、通帳等、実印とともに、現在の関西みらい銀行から案内された組合せで提出してください。

出典:りそなグループ 相続手続の流れ・必要書類(2026年11月3日確認)

払戻しの内訳と残高資料を保管する

完了後は、最初の旧口座一覧へ「現行口座と一致」「解約済みと確認」「今回払戻し」「照会継続」を記録します。銀行から一件の入金があっても、旧資料のどこまでを処理したか分からなければ、残りを完了へ変えないでください。

例えば、旧通帳二冊が同じ口座の更新前後だったと確認できた場合は、一件として扱った根拠を残します。一方、定期証書だけ回答がなければ未確認を残します。この対応表があれば、後で別の資料が出てきても、既に終わった取引かを調べ直しやすくなります。

よくある質問

疑問点を調べるための本とメモ

近畿大阪銀行の通帳はもう使えない資料ですか

旧銀行名と口座情報を確認する手がかりになります。元の内容を控え、現在の関西みらい銀行へ取引店や口座との対応を確認してください。

昔の支店番号を現在の番号へ書き換えればよいですか

自分で推測して置き換えず、旧情報を残して銀行へ確認します。合併とその後の店舗・システムの変更を混同しないようにします。

りそなグループの相続受付なら銀行を選ばなくてよいですか

関西みらい銀行を選び、契約先と口座ごとに受付を確認します。他のグループ銀行の口座も同時に終了したとは扱いません。

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