三菱UFJ銀行の相続手続き Web受付と必要書類や払戻しの流れ

三菱UFJ銀行の相続は、死亡を連絡して「相続届」などの案内を取り寄せ、必要資料を相続オフィスへ提出する流れです。Web受付もありますが、取引店が不明な場合は対象外なので、電話や支店へ相談します。
書類は遺言書と遺産分割協議書の有無、遺言執行者の指定によって変わります。まず家族の状況を伝え、自分に当てはまる区分の案内を受けることが先決です。
- Web受付は取引店が分かる場合に利用できる
- 必要書類は共同相続や遺言執行者の有無で4区分に分かれる
- 原本の郵送と払戻しの目安を確認し預金以外の取引も伝える
三菱UFJ銀行へWebか窓口で相続を連絡する

取引店が分かればWebから24時間連絡できる
公式のWeb受付は24時間利用でき、受付後に結果がメールで案内されます。通帳やカードで取引店と口座番号を確かめてから入力します。
銀行から相続手続きの資料が郵送されるまで、公式案内では1週間程度が目安です。休日や混雑で長くなることがあり、その期間内に払戻しまで完了するわけではありません。
Web受付の対象外に当てはまる場合は、相続オフィスか支店へ相談します。相続オフィスの電話受付は平日9時から16時の案内ですが、連絡前に公式サイトで最新の時間を確認します。
死亡連絡と葬儀費用の相談を分ける
死亡が分かると口座の入出金などが制限されます。公共料金や家賃の入金先がある場合は、継続する契約の相手にも変更を申し出ます。
葬儀費用を払う必要がある場合、口座が動くうちに家族が引き出してよいと考えず、支店窓口などへ相談します。遺産分割前の払戻し制度を利用できるかも含め、条件に合う方法を確認します。
通帳が一部しか見つからない場合は、ほかの銀行の手がかりも調べます。親の財産の調べ方には、財産ごとの照会先と資料を整理しています。
相続方法ごとに相続届と添付書類を準備する

同じ三菱UFJの名前が付いていても、三菱UFJ信託銀行や証券会社の口座は別の相続窓口になります。銀行の通帳と信託の報告書が一緒に保管されていたら、発行元ごとに分けておきます。
例えば預金は銀行、株式は証券会社、遺言信託の契約は信託銀行という場合、ひとつの相続届だけですべてが終わるわけではありません。連絡した会社と書類の返却予定を一覧にし、それぞれに必要な作業を進めます。
亡くなった人と同じ銀行名の案内が届いても、差出人と対象の口座を確認します。別会社の書類に誤って署名して返すことを避け、手続権限と財産の所在を対応させます。
必要書類は4つの区分から確認する
三菱UFJ銀行は、共同相続、遺産分割協議書あり、遺言ありで執行者なし、遺言ありで執行者ありという区分で必要書類を案内しています。自分の状況に当てはまらない場合は個別の確認が必要です。
共同相続の標準例では、相続人全員の署名と実印を押した相続届、戸籍、印鑑証明書、通帳やカードなどを準備します。遺言の執行者がいる場合も同じ全員の署名が必要だと決めつけず、該当欄を確認します。
遺産分割協議書を出す場合は、どの口座を誰が取得するかが読み取れるかを確かめます。銀行の書類を埋めるためだけに、まだ合意していない取得者を記入しないようにします。
印鑑証明書は借入れがある場合に期限が短くなる
標準の印鑑証明書は発行から6カ月以内ですが、亡くなった人の借入れがある場合は3カ月以内のものが必要とされています。預金しかないと思っていたところへローンが見つかったら、案内を改めて確認します。
戸籍は、通常は出生から死亡までの連続したものと、相続人全員を確認できる資料を用意します。法務局の認証文付き法定相続情報一覧図の写しを提出すれば、戸籍の提出は原則不要です。
遺言書がある場合は戸籍の範囲を省略できるケースもあります。一方で相続関係が特殊なら追加資料が必要なので、家族の記憶で必要書類を減らさず銀行の確認を受けます。
| 相続方法 | 先に伝えること |
|---|---|
| 共同相続で請求 | 相続人全員の確認と依頼書の署名者 |
| 協議書による取得 | 協議書で決まった預金の取得者 |
| 遺言に基づく取得 | 遺言の種類と対象口座の記載 |
| 執行者がいる | 遺言による指定または裁判所の選任 |
相続オフィスへ原本を郵送して確認を受ける

返信用封筒の有無と原本返却を確認する
案内された必要書類をそろえ、同封の返信用封筒で相続オフィスへ送ります。返信用封筒がない場合は近くの支店への提出が案内されているため、宛先を自分で推測して送らないようにします。
戸籍などは原本を提出します。確認後の返送対象と、返却を希望する資料の伝え方を確かめ、送る前には手元用の控えを残します。
他行にも同じ戸籍を提出する予定があれば、原本をいつ使うかを整理します。複数の金融機関へ一斉に必要だと思って何通も取得する前に、返却予定と一覧図の利用を比べて準備します。
窓口提出は来店条件を確かめてから向かう
支店での提出は、原則として予約をしたうえでの来店が案内されています。店舗の種類で予約の扱いが異なる場合があるので、行く店舗のページと持参品を確認します。
不足書類の確認は相続オフィスや相談中の支店から連絡されることがあります。家族の代表者と連絡先をそろえておくと、別々の家族へ同じ説明を繰り返す負担を減らせます。
残高証明と払戻しは目的に合わせて依頼する

死亡日時点の残高と過去の動きを分けて調べる
相続税や遺産分割のために残高証明書が必要なら、事前に相続発生を連絡したうえで、必要資料と発行方法を相談します。解約してからでなければ残高を調べられないとは限りません。
残高証明書の基準日は提出先の目的に合わせます。相続税を確認するなら死亡日時点が基本ですが、過去の出金を調べる場合は対象期間の取引明細も必要になります。
公式FAQには残高証明書と経過利息計算書を別の証明として案内しています。古い手数料表をそのまま使わず、申請時点の発行料金、計算書の要否、受取方法を確認します。
約2週間は必要書類がすべてそろってからの目安
公式の払戻し目安は、すべての必要書類を提出してから約2週間です。最初の連絡からの日数でも、必ずその日に入金される保証でもありません。
ローン、運用商品、貸金庫などがあれば日数が増えることがあります。納税や家族への分配を予定しているなら、預金以外の取引を含む完了時期を担当へ尋ねます。
ローンと貸金庫がある場合は完了範囲を確認する

預金の払戻しとは別に必要な手続きを残さない
住宅ローンの団体信用生命保険、融資の保証関係、貸金庫の内容確認などは、普通預金の解約だけでは終わりません。返済予定表や貸金庫の鍵があれば、最初の相談時に伝えます。
運用商品の名義変更は別に来店が必要な場合があります。預金を現金で受け取る話と同じにせず、売却や名義変更の方法、取得する人の口座の準備を確認します。
払戻し後の計算書と分配記録を残す
入金後は、払戻額と計算書、差し引かれた料金などを照合します。代表者が受け取った場合は、その後の家族への分配や費用精算の記録も保存します。
税申告の要否は三菱UFJ銀行の預金額だけでは判断できません。相続税がかかる財産額の目安を参考に、他行や不動産を合わせた財産で確認します。
まず通帳から取引店を確認し、遺言書と協議書の有無を整理して連絡する。その後は銀行の4区分の案内を使い、自分のケースに必要な署名と添付書類をそろえていきます。
よくある質問

三菱UFJ銀行の相続連絡はWebでできますか
取引店が分かる場合は公式Webフォームで24時間連絡できます。取引店不明など対象外の場合は相続オフィスや支店へ相談します。
払戻しは何日で完了しますか
公式目安は必要書類がすべてそろってから約2週間です。ローンや運用商品などがあれば長くなる場合があります。
戸籍は原本を出す必要がありますか
原本提出が基本です。法定相続情報一覧図の写しを利用する場合や原本返却は銀行の案内で確認してください。