七十七銀行の相続手続き WEB受付・必要書類と宮城県内共通相続届

資金の移動と受取先を示す通帳のイメージ

七十七銀行の相続手続きは、相続WEB受付サービスまたは相続受付専用ダイヤルへ連絡し、遺言書や遺産分割協議書に合う書類を確認するところから始めます。WEBは24時間申し込めますが、銀行が受け付ける日や担当者が回答する時間とは区別してください。

書類を省略できる範囲や来店の要否は、取引内容によって変わります。また、宮城県内の共通相続届を使う場合も、金融機関ごとに書類を提出する必要があります。

この記事でわかること
  • 遺言・執行者・協議書から相続届の署名者を選べる
  • WEB・電話・窓口で異なる提出方法と原本の扱いがわかる
  • 宮城県内の共通相続届でも各金融機関への提出が必要とわかる
目次

WEB受付・電話・相談中の支店から提出方法を確認する

携帯端末と契約手続きに備えて保管する資料のイメージ

最初の連絡では、亡くなった人の通帳やキャッシュカードなど、取引内容が分かるものを手元に用意します。銀行へ死亡の連絡をすると、相続が終わるまで口座の入出金や自動引落しなどができなくなるため、公共料金の支払いや家賃の受取がある場合は、相手先への口座変更も進めてください。

WEBの申込みと銀行の確認・回答を分ける

相続WEB受付は24時間365日利用できる案内ですが、毎月第2木曜日の21時から翌3時は定期メンテナンスで休止します。銀行の受付日は申込日の翌営業日です。専用チャット等で問い合わせを送る時間と、銀行担当者が営業時間内に回答する時間は同じではありません。

WEBでのやり取りにより原本提出を省略できる場合もありますが、取引内容によって確認の電話や来店を求められることがあります。郵送・来店が一切不要になると決めず、メールで届く個別案内に沿って進めましょう。

電話や営業店窓口から進める場合

受付の方法その後の書類提出
相続WEB受付電子メールで提出方法の案内を受ける
相続受付専用ダイヤル銀行が案内する返信用封筒で書類を返送する
すでに営業店で相談している相談中の営業店窓口へ提出する

専用ダイヤルの受付は銀行窓口営業日の9時から15時です。電話がつながりにくい場合は取引店へ連絡する案内もあります。どの経路を使ったかを手元のメモに残しておくと、その後の書類の送り先を確認しやすくなります。

遺言・協議書に合わせて相続届の署名者を決める

用紙の記入内容と署名を確認する書類のイメージ

七十七銀行の所定用紙は「相続届」です。窓口へ行く人が一人でも、その人だけの署名で足りるとは限りません。遺言書、遺言執行者、遺産分割協議書の有無を確認してから、記入する人を選びます。

相続の状況相続届に自署・実印で押印する人の基本
遺言書があり執行者がいる遺言執行者。遺言の内容によって署名者や追加資料が変わる場合あり
遺言書があり執行者がいない当行資産を受け取る受遺者。内容により法定相続人全員が必要な場合あり
遺産分割協議書がある当行資産を承継する人。協議書の内容により法定相続人全員が必要な場合あり
遺言書も協議書もない法定相続人全員

遺言や協議書の記載が署名者の確認につながる

「遺言執行者」は、遺言の内容を実現する手続きを担当する人です。「受遺者」は、遺言によって財産を受け取る人を指します。遺言書があるときは、七十七銀行との取引について記載されているか、受取人が分かるかも銀行に確認してもらいます。

協議書がある場合も、その文面によっては受取人以外の相続人の署名が必要です。家族へ署名を頼む前に、銀行へ原本の内容を示し、必要な人を確定させてください。

戸籍・印鑑証明と受取方法の書類を用意する

提出書類を照合する紙資料とチェックマーク

署名する人が分かったら、相続関係を示す公的な資料と、銀行の用紙をそろえます。印鑑証明書は、同行の各ケースで発行日から6か月以内のものが案内されています。必要な名義人は、相続の方法と銀行の個別案内で確認します。

戸籍の範囲と一覧図による代替

遺言書がある場合は、亡くなった事実が確認できる戸籍が基本です。遺言書がない場合は、出生から死亡まで連続する戸籍と相続人を確認する資料を準備します。法務局が発行する法定相続情報一覧図を提出することで、戸籍の提出を省略できる案内もあります。

相続人の戸籍は、被相続人との関係や同じ戸籍で確認できるかによって必要な範囲が変わります。協議書があるケースや共同相続では、相続人の戸籍にも発行日から6か月以内という案内があるため、手元の資料の発行日を確認してください。

原本と受取方法に応じた追加資料

準備の区分銀行へ伝えること・用意するもの
手元の取引資料通帳・証書・カード、貸金庫があれば鍵や利用カード。見つからないものは申し出る
遺言・協議書等遺言、協議書、執行者の選任資料など該当する原本
預金の受取方法振込先の通帳、現金受取の本人確認と実印、名義変更する人の印鑑など
原本の返却返してほしい戸籍等を提出前に申し出る。WEBでの省略は個別案内で確認

貸金庫の開庫に立ち会えない相続人がいる場合など、取引に応じて委任状が必要なこともあります。預金だけか、貸金庫や借入れなどもあるかを先に伝えると、追加資料の案内を受けられます。

宮城県内共通相続届でも金融機関ごとに提出する

取引記録を保管するファイルと資料

宮城県内の10金融機関は、2025年10月1日から相続届と提出書類を共通化する取組みを始めています。複数の金融機関に預金がある家族の負担を減らす取組みですが、一つの銀行へ出せばほかの銀行にも届く仕組みではありません。

共通化された書式と各金融機関に残る手続き

共通化の内容引き続き必要なこと
相続届の書式や確認書類を共通化それぞれの金融機関へ連絡し、書類を提出する
同じ地域の複数機関で準備を進めやすくする取引内容による追加資料や手続きは各機関に確認する

共通化前から手続き中だった用紙も、引き続き受け付ける案内です。使いかけの書類を新しいものへ書き直す前に、すでに相談している金融機関へ確認してください。

提出後の確認と払戻しまでの目安を確かめる

手続きの期限を確認するカレンダーと資料

同行の通常手続きページでは、必要書類の提出から完了まで10営業日程度と案内しています。最初にWEBで連絡した日からの日数ではなく、銀行が提出内容を確認して払戻しや名義変更を行うまでの目安です。

不足書類と返却先を確認して待つ

提出後に追加資料を求められたときは、何が不足しているかを銀行へ確認し、案内された経路で届けます。完了後の通帳や利息計算書等は、相続人代表者へ交付または郵送される案内です。

まず通帳と遺言・協議書の有無を確認し、「預金を受け取る手続きを始めたい」と銀行へ伝えましょう。残高証明だけ先に必要な場合は、その希望も分けて申し出ると、請求用の所定書類を確認できます。

よくある質問

疑問点を調べるための本と疑問符のイメージ

七十七銀行の相続WEB受付は銀行担当者も24時間対応しますか

申込みや問い合わせを送る受付と、銀行が内容を確認して回答する時間は異なります。WEBの銀行受付日は申込日の翌営業日で、担当者からの回答は銀行の営業時間内です。定期メンテナンスによる休止もあります。

宮城県内共通相続届は一つの銀行へ提出すれば足りますか

各金融機関への提出が必要です。相続届や提出書類を共通化する取組みであり、複数の金融機関の相続手続きを一か所でまとめて受け付けるものではありません。

七十七銀行の相続手続きはどのくらいかかりますか

通常の手続き案内では、必要書類の提出から10営業日程度が目安です。最初のWEB連絡や電話からの日数ではなく、書類の確認や取引内容によって前後します。

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